概要

概要

 皆様にご挨拶申し上げます。

 本年度より石山光枝前理事長から引き継ぎ就任させていただきました。

本学会は、1973年第1回国際脳経外科看護学会(当時)(現World Federation Neuroscience Nurses=WFNN)が第4回国際脳神経外科学会と同時開催(東京)されたのを機に、その翌年(1974年)に設立されました。以来41年間にわたる諸兄姉の脳神経看護への熱意と至誠により、学会としての盤石な組織基盤が築かれつつあるといっても過言ではありません。

 現在、学会運営は統括的な役割を担う組織運営委員会のリーダーシップのもと、全国11の地方部会(北海道・東北・北陸・新潟・関東・東海・関西・四国・広島・山口・九州)により構成されています。とくに地方部会独自の主体的な取り組みは今後ますます学会を活性化し、その成長と発展に繋がるものと確信しております。

 学会活動として特筆すべきは2010年に脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程が認可され、他分野に例をみない飛躍的な早さで当該分野の認定看護師が育成されております。また、昨年第11回世界脳神経看護学会(岐阜,2013)の誘致の際には会員が結束してその準備にあたり、結果として国際的学術交流の舞台において学会の存在を国内外に知らしめるまでに成長してまいりました。

 一方で私たちは,超高齢社会を見据えながら医療費削減政策や医療依存の高い患者の在宅支援にむけた看護の専門性の強化と役割拡大の推進などに対応すべく、社会に求められる人材育成を強化していく課題を抱えています。それを現実のものとするために、今ある目的をさらに押しすすめ、当学会がめざす看護の理念と価値を明文化し未来を担う若い人たちが希望をもって日々の看護に専心できるような体制作りに取り組みたいと考えております。

 長期展望にたった組織の将来構想を可視化し具現化する手段として、初年度まずは組織運営委員会の事業内容を見直し、総務を中心とした各委員会制度を編成することから着手してまいります。また、諸領域の団体や学会との総合的発展を図り、厳しい医療情勢においても学会として自己成長できる活動のあり方を切り拓いていくことに専心いたします。

 おわりに、会員であることのメリットが実感でき、各々の期待や要望が反映されるような組織作りに尽力いたしますので、ご指導ご協力を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

理事長
文責 理事長 武田保江